
皆様お元気ですか?
前回『ふたつのくに』にて、くどい程繰り返したのですが
実は私ニューヨークにコンピューターを買いに行って
そして、現在の我愛機MacPowerBookG4を無事ゲットしたのですが
とっ、ところがぁあああああぁ!
ナントその我愛機MacPowerBookG4が世界中で値下がりしまして
それもナント何と!!!
400アメリカ$も安くなって販売されとるんですな〜 現在。
やってくれるぜアップルさん、と愚痴るのさえ空しいのですが
がががが、しかしです。
別に悔しいからって開き直っって言うわけじゃないんだけど
(ホントは相当悔しいんだけどね)
メットを見れんたんですから。
そう、あの
ニューヨーク メトロポリタン美術館、通称メット(met.)
私が改めて御紹介するまでもなく
美術愛好者の方々にとっては正真正銘
『美の殿堂、アートのメッカ』
鼻毛のような存在的アーティストである私も通いましたゼ、やっぱ
そりゃ足がパンパンに腫上がるまで。
そして、ヤッパやっぱ素晴らしい......。
まったくもって、ありきたりな表現ですが
そして!やっぱ素晴らしい、それしか言えんのですワ
いやホントのとこ。
つくづく泣きました、歓喜の嗚咽、随喜の涙.....。
話は変わりますが
インターネットのニュース欄で見たODA.費用削減の問題。
今回は、ODA.それ自体に対する私の見解はさておき
私が気になった発言の数々
「日本は豊かな...云々」「十分に豊かな国、日本云々....」
今でこそこちらに居を構え、まあ人様なみに悠々自適とまではいかないにしても
そこそこに快適な暮らしをおくる私ですが
そんな私も
今から10年前は東京のとある印刷関係の仕事に従事していました。
そんな私が、こちらハンガリーで「人様なみに.... 快適な暮らしをおくる」?
じゃあ以前は?と、いうことになりますが
毎夜遅くまで、残業残業、サービス残業、2時間3時間は当たり前....。
オイラの上司が言うには
「残業の拒否は労働者の権利、いいよ帰っても」
それを真に受けて「ああそうですか」ナンテ帰ろうものなら
.......後は皆さん御察しの通り。
忘年会で「何々さんは今年は有給さえも一回もとらなかった」なんて社長が誉めたりしてネ〜。
そんな人たちの、時間的精神的“サービス残業”によって構築された
日本の“豊かさ”。
対し、ハンガリーは豊かな国か?
おそらく大半の日本人は「やっぱり残念ながら...」と
遠慮がちに答えると思う。
しかしてその実体はタラオバンナイ(俺も古いネ相当)ではなく
一般人の平均的月収、すなわち月給は安いですよ日本に比べりゃあ 。
それでも、ほぼ完璧な週休二日、夏休みは二週間以上
「今日は女房の誕生日だから」って“早引き”
こんなのザラですよ。
そして周りも咎めない、そりゃあそうでしょう
みんながみんな、妻子や恋人の方が仕事より絶対に大切なんだから。
日・ハン労働事情
確かに単純な比較はできないでしょう
が、しかし私メが最近気になってしょうがないのは
ことあるごとに日本の大手メディア声高に叫びたがる
「日本はもう“すでに”豊かな国なのだから...」
という暗黙の論旨論調、情報操作?。
朝から晩まで犬ころのように(犬は働きませんって?)酷使され
挙げ句の果てにぼろ雑巾のように捨てられる運命のサラリーマン
そんな不条理に対するやり場のない怒り、嘆きを
なんか違う方向に照準を向けさせて、曖昧にしてしまう。
それに加担し、効果的な操作をした人間は
知名度とか社会的地位そして何よりも銭という“御褒美”が貰える。
そんな裏カラクリ、陰謀を感じる私は
市井の捻くれ者?
一事が万事に対し穿ち過ぎているだけなのでしょうか?
それとも私が離れた10年の間に日本はそんなに“ゆとりのある豊かな国”に変わってしまったのか。
私の疑問をズバリ言ってしまえば
本当に小泉さんは庶民の味方、弱者の味方なのでしょうか?
最近、少々うさん臭い気持ちで疑いはじめている私なのです。
話が大きくニューヨーク メトロポリタン美術館から外れたので
ここで軌道修正。
入場料、確か15$だったと曖昧に記憶するのですが
コレクション数は膨大かつ展示場の規模も巨大なので
わずかに1000¥少々で半日はゆっくりできるのです。
『もちろん美術ファンにとって』というカギカッコ付きではありましょうが。
しかし、パリのルーブル美術館もしかり、英国ナショナルギャラリーにしてもしかり
多少規模は小さくなりますがウィーンの美術史美術館でも3〜4時間は十分に
“親子揃って、家族全員”で楽しめるのです。
田口ランディーさんの文章に紹介されていた某ギリシャ人男性の言葉
「成功した人生とは50才までに富を得て、現実的な仕事からリタイヤし
残る人生は旅行や家族との団欒、すなわち生きることの喜び、愉しみのために費やす」
なんてのがありましたが ...。
実現化できるかどうかはともかくとして、あるいはギリシャの実情はいかが?なんてのもさておき
70才近くまで、あるいは人によってはその年令を過ぎても
(もちろん価値観は多種多様にあるでしょうが)喜びのためにではなく
食えないから働かざるを得ない国。
定年退職して、行く場所もなく自宅にゴロゴロして家族から“生ゴミ”扱いされる
そんなのが
本当に“豊か”なのでしょうか?
世界的大都市東京、1200万人の人口。
その中でもみくちゃにされながら、サービス残業させられた結果
あの(おそらくは)巨額の収益はいったい何処の誰のところへ行ってしまったのでしょうか。
皆さん、本当に怒るべき相手は一体誰なのか
時には御再考されてもよろしいんじゃあないでしょうか。
それでは.....。
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